MASARUのブログ

since2005。 from Osaka, Kyoto, etc.

林家染丸

12月13日は事始め

毎年12月13日は「事始め」で、この日からお正月の用意を始めるのだそうです。
関西では京舞の井上八千代さんのお宅にお弟子さんが挨拶に来られるのがテレビニュースで放映されて有名ですが、噺家さんでもお弟子さんがお師匠さんのお宅にご挨拶に行くのだそうです。

人間国宝の米朝一門でも同様で、直弟子から曾孫弟子まで集まり「事始め」。
宴会が始まるのだそうです。桂米二さんのブログによると、今年の宴会は午後3時から始まり日付変わって午前2時まで続いたのだそうです。

お弟子さんが一人、一人、退散(脱落?)していく中で、その間、人間国宝(81歳)は呑み続けていたようです。
呑む量も国宝クラスなんでしょうね。


リンク:
米平、食べてるか?@ジーやんの拍子の悪い日々(直弟子・桂米二さんのブログ)
雀々うだうだ(孫弟子・桂雀々さんのブログ)
八天登場国(曾孫弟子・月亭八天さんのブログ)

2006年事始1@ニッキ紙(林家染丸さんのブログ)
事始め@桂三若旅日記


「マンスリーよしもと」の落語特集

3202a67d.jpg吉本興業の月刊誌「マンスリーよしもと」12月号で落語の特集が組まれています。

今まで漫才や新喜劇、若手タレントの特集は組まれていたことがありますが、落語の特集を組むのは初めて。巷間落語ブームだからでしょうか?それとも同社所属の桂三枝上方落語協会会長による強い押しがあったのかな!?(笑)

巻頭は、吉本を代表する三枝、仁鶴、文珍、きん枝、八方、染丸、松之助の各師(登場順)と若手藝人とのコラボ対談。それぞれに興味深し。

またチュートリアル徳井義実氏が扮するヨギータによる落語についてQ&A形式で簡単に解説。初心者向けに解りやすく解説してありました。

このほか吉本所属落語家名鑑。落語家一人一人にキャッチフレーズがついていましたが、無理矢理付けているものもあり、やっつけ仕事のようでした(笑)
因みに林家卯三郎さんは「落語界のロバート・デニーロ」でしたが、・・・似てますかね?

中面には林家染丸さんや林家染弥さんの独演会のリポートも。はんなり、はんなり。

巻末には仁鶴さん筆のコラム(連載)が掲載されてて、京都花月での初舞台のときのエピソードを語っておられました。思い切りあがってしまったようですね。そして”大舞台”なんば花月の出番に登り詰めるまでの葛藤。・・・誰しも笑酔亭梅寿謎解噺(タイガー&ドラゴン)の竜二君のときがあったのですね。




リンク:デジタルマンスリーよしもと


島之内寄席十月席@ワッハ上方

20061017島之内1火曜日はワッハ上方ワッハホールでの島之内寄席に行ってきました。
この日は気になる落語会には目白押しで、京橋のスーパー3階では露の都さん主宰のビギン寄席。ワッハのレッスンホールではつく枝・花丸・生喬・こごろうの同期入門4師による「出没!ラクゴリラ」。地元東住吉では「林家亭」もあったのですが、結局島之内にしました。

演目は以下の通り。

商売根問」森乃石松
豊竹屋」桂かい枝
寄合酒」桂団朝
掛取り」林家染丸
(中入り)
「祇園舞妓自動車教習所」桂小春團治
親子茶屋」桂米輔

会場についたのは、かい枝さんの高座が終わりかけのころでしたので、実際ちゃんと聴けたのは4席でした。
団朝さんは、ギャラの支払いなどお金に関する話をボヤキ交えながらもメリハリある口調で場内を沸かせていました。あと団朝さんは京都南座での西郷輝彦さんの舞台にも出演されているそうで、その公演での裏エピソードも。
「寄合酒」は旨い食べ物が多く出てくる噺ですね。メシ食わず空腹なままで島之内に駆けつけた私には堪えました(笑)。。鯛のおかしらを犬に食わせるなよと(爆)

中トリは染丸さんです。
マクラで東京と大阪の寄席の舞台番(演者の名前が書かれた名ビラのめくりや高座のセッティングなどを担当するかた)の違いについて説明されていました。

大阪では”お茶子さん”といって、舞台番専門の女性のかたがおられます。染丸さんによると、東京の寄席ではお茶子さんはいなくて、前座の者が舞台番をするそうです。島之内寄席は東京式で前座のかたが担当。この日は石松さんがされていました。
緊張からかどことなくぎこちない様子でした。
「天満天神繁昌亭」では大阪式にお茶子さんを雇う予定だそうですが、間に合わなくて、替わりに舞台袖で三味線を弾かれる女性のみなさんが交代で受け持っているのだそうです。
「日頃は舞台袖で三味線を弾くだけなのに、お茶子となると、舞台に出ることになるので緊張する」とある三味線弾きの女性のかたが云っておられたそうです。

この日の染丸さんは「掛取り」を演じられました。
「掛取り」は何遍か小米朝さんので聴いたことがありました。
大晦日の長屋での、ツケの返済を求める商売人とツケを返そうとしない貧乏人との熱き攻防(笑)。あれやこれやで知恵を出し、商売人を追い返し、大成功。
話の中に浄瑠璃や歌舞伎が登場し、芝居もんが好きなので楽しく拝聴できました。

20061017島之内2中入り明けは小春團治さんが創作「祇園舞妓自動車教習所」を披露されました。
小春團治さんは30年くらい前に自動車の免許を取得したそうですが、そのとき通っていた自動車教習所の教官がとても恐かった思い出があるそうです。そのときの経験から、教官がとても優しければという思いから創られた話だそうです。
話は日本一教官が優しいを謳い文句にした自動車教習所の教官がすべて祇園の舞妓。どんなにミスしても怒られない。これで自動車免許が簡単にとれればいいのですが、そう旨くいくはずないわけで。
話は共感できるところもあり、よくできていると思いましたが、話終盤のサゲのあたりがイメージが沸かずらかったです。

トリは米朝門下の米輔さんの「親子茶屋」。米朝さんから直伝なんでしょうね。
しかし米輔さん、30年超えるキャリアをお持ちなんですが、終始早口で落ち着きがなくて・・・じっくり聴きたかったです。笛は旨い人なんですけど。


そごう寄席〜江戸のはなし 上方のはなし〜@心斎橋・そごう劇場

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9日の昼は心斎橋のそごう劇場での落語会に行って来ました。

昨年9月に新装開店したそごう心斎橋本店の14階に劇場がありました。
そごう心斎橋本店がターゲットとしている購買層は50歳台以上の年配層だそうですが、1階や地下からの劇場に行くにはエレベーターが数基にエスカレータはたった1基でした。11階以上に年配層向けの拘りのお店があるフロアや劇場があるのですが、
下の階から14階までエスカレータでは上り続けるのは疲れるのではないかと思いました。エレベーターは直通や各階向けともに混んでいました。

劇場は300席くらいのもので、高座に上がった林家染丸さんは「これくらいの客数が一番演りやすい」と仰ってました。

この日の演目は以下の通りです。

「鉄砲勇助」桂ちょうば
おごろもち盗人」桂梅團治
「ヴィンテージ・オブ1985」春風亭小朝
(中入り)
「権助魚」春風亭昇太
浮かれの屑選り林家染丸

開口一番はざこば門下のちょうばさんでした。お茶子が居なかったので、前座役の彼が、名ビラの捲りや見台の片づけを行いました。
2番手は桂梅團治さん。マクラではこの公演のチラシのことに触れられ「『前売り完売』と刷られているチラシは珍しいと仰ってました。
・・・確かに、前売り完売やったら、宣伝する必要がない訳で(笑)
短いマクラのあと「おごろもち盗人」に入られました。

3番手は東京から春風亭小朝さん。世相を交え、とても納得できる話を色々と。
客の層を読みながら、”くすぐり”を交え、観客をひきつけたところで。本編へ。

突然場内が暗くなり、「あの素晴らしい愛をもう一度」の曲がスピーカーから流れました。

曲の後、本編が始まり、淀みなく演じられました。
大学時代のフォークソング部の同窓会後の男女の物語。テレビドラマを見る様。新鮮でした。

サゲを云った後にも場内が暗くなって別の曲がかかりました(曲名は失念。)

中入りは15分。
そごう寄席では、劇場内でドリンクの販売がありますが、1杯500円でした(高い)。
喉が渇く人は、事前に用意されたほうがよいでしょう。

中入り明けは、春風亭昇太さん。
この日登場された中で一番爆笑をとっていました。
どこの雑誌かは忘れましたが、昇太さんがインタビューに応えていて「笑いに東も西もない」と仰ってましたが、それが納得できるものを聴かせてもらいました。
大阪で昇太さんの独演会があるときは行きたいです。
この日のそごう寄席の題は「江戸のはなし 上方のはなし」。昇太さんは「江戸落語の代表で選ばれたのでしょうが、私は静岡県出身。自分のスタイルを通す」旨のことをいっておられました。前述の「東も西もない」につながりますね。

トリは林家染丸さんでした。
マクラでは、この日プレオープンした「天満天神繁昌亭」のことについて触れられていました。朝、覗いてこられたようです。
「定席ができると、若手がいろいろ勉強できる。先輩の生の高座を身近に聴いて(藝を)盗んでほしい」旨のコメントをされていました。
本編の「浮かれの屑より」は初めて聴きました。
遊んでばかりの居候が屑選り(ゴミの分別)を頼まれるのですが、それをしながら出てきた屑に書かれている内容を見て、芝居を演じてしまう・・・という。
噺の中に、お囃子が登場したり、演者が袴姿で中腰で高座をうろうろしたり、見てて飽きませんでした。


リンク:
林家染丸公式ホームページ
桂梅團治・かつら小梅の梅満会
桂梅團治のSL写真(本格的で見事な写真です!)
そごう劇場
そごう心斎橋本店

上方らくご歳時記@林家染丸・著5

先日、梅田の”桂文珍書店”で見つけた一冊です。

林家染丸さんが、上方落語の100編の話を四季に分けて、そのエッセンスなどやおもしろさをわかりやすく解説されています。また落語の成り立ちや実際の稽古の様子などを触れられています。(古典の稽古は師匠から弟子への口伝なんですね。)
案内には「落語ファン待望の書」とありましたが、通のかただけでなく、入門書としてもバッチリの一冊。250ページ近くありますが、とてもテンポのよい文章なので、あっという間に読了しました。
実際に落語を聴くときに手元にあると丁度良い本だと思います。
以前、米朝さんに談志さんや小三治さんの本を読みました。今回の染丸さんもそうですが、語りが巧い人は文章も巧いと思いました。テンポが単調じゃなくポイントがよくわかるんです。比してある大学のセンセは著名だけど講義は単調で・・(苦笑)

なお本は、大阪の出版社である燃焼社の発行です。

書名:上方らくご歳時記
著者:林家染丸
ISBN:4889789952
ページ:246p
発行:1999年10月15日
出版社:燃焼社
価格:1,500円(税込み)。
リンク:燃焼社

以下、アフィリエイト。



上方らくご歳時記(livedoorブックスへ)
上方らくご歳時記(Amazonへ)

新春林家一門顔見世興行@千日前・ワッハホール5

8d76cdb4.jpgひとつ前のエントリーでも述べましたが、8日午後は千日前のワッハホールでの林家一門顔見世興行に行ってきました。
会場は開演の14時ぎりぎりに入ったのですが、300席程の会場は満場。最後席で拝見しました。

演目は以下の通りです。

時うどん」林家染太
寝床」林家染二
ためし酒」林家小染(注:ザ・パンダの小染さんは先代です。念のため。)
蛸芝居」林家染丸
(中入り)
らくごMOVIE「まんじゅうKOWAI」


「ためし酒」は初めて聴いた話でした、1升入る盃(さかずき)で5升も呑む話なんですが、小染さんまことに豪快な呑みっぷり。
ワッハホールは最後席からも舞台が近いので演者の表情もバッチリ。染丸さんの「蛸芝居」での蛸の表情とか歌舞伎の所作など十分愉しめました。

中入り後のムービー(30分ほど)は古典の「饅頭こわい」を現代にアレンジしててあって、組事務所が入っているマンションの住人たちが組事務所を追っ払うために、彼らの嫌いな甘いものを贈ろうという話に・・・「饅頭こわい」そのままだと甘いもの好きな組事務所が勝ってしまう訳ですが、それだとハッピーエンドにならないので、最後に甘いものを食べ過ぎて糖尿病になり、事務所をたたまないとアカンとなるオチでした(笑)
ムービーは染丸さんの監督・脚本・演出の作品で、染丸さん自らがビデオカメラを回しての撮影。正月明けてからパソコンを使い最後は徹夜の編集だったそうです。
役者さん(もちろん一門のかたがた)の顔にライトが当たっていなかったので、暗くて見づらいところもありましたけど、みなさんいい味が出ていたように思いました。かなり本格的なものだったので驚きました。
ゲスト出演の桂三金さん、桂つく枝さんのヤクザ役もバッチリ。凄みをそれなりに利かせながら、着ていたのは「101匹ワンちゃん」のシャツで笑わせてくれました。


リンク(何れもパソコン向け):
染丸Web@林家染丸ホームページ
五代目林家小染のホームページ
林家染二 オフィシャル・ホームページ −有限会社ぬの字うさぎ−
大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)

市民寄席@東成区民ホール1

定時で仕事が”はけた”ので、帰りに今里の東成区民ホールでの「上方寄席」に行ってきました。
着いたら、既に公演が始まっていて、トップバッターの林家市楼さん(笑福亭喬若さんの代演らしい)や高座に上がっていました。古典を演じられていましたが(題は判らず)、ほぼ満場の年配のお客さんにとてもうけていました。
中トリは林家染丸さんが『子は鎹』でした。

中入り以降に、私のとなりの席のオヤジ2人がしゃべり続けるので、イライラがたまり、「静かにしろ!」と小声で注意しました。最後列だったので、高座の邪魔にはなっていませんでしたが、折角のトリの桂春團治さんの『祝いのし』が集中して聴くことができませんでした(憤)
入場料1500円で、春團治さん、染丸さんが聴けるのはいいのですが、落語会にしては比較的安いのでいろいろなお客が来るのですね。東成区民に安い料金で落語を聴いて貰うのはいいんですが。悪いマナーの客が来ては折角の名人の好演も台無しです。

あとは桂三金(さんきん)さんが、子供の塾の数学の問題を親が解く『宿題』という創作落語を演じられましたが、おもろかったです。途中午後7時に、学校で鳴るようなチャイムが会場に響きましたが(自動で鳴るようになっているのでしょう)、三金さんはそれを巧くアドリブに使って会場を沸かせていました。ただ高座の途中であのような音を出すなんて、落語ホールとしては失格(笑)

リンク:市民寄席@東成区からのお知らせ

(2011.8.19 1:52追記)
この会の演目を解る分だけ追記しておきます。

『?』林家市楼
『宿題』桂三金
『?』桂福車
『子は鎹』林家染丸
(仲入り)
『ハイウェイ歌合戦』桂勢朝
祝いのし』三代目桂春團治

上方はなし彦八まつり

きょうとあす(9月3、4日)に天王寺区の生国魂神社で「上方はなし彦八まつり」が開かれます。

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大銀座落語祭2005

六人の会主催の「大銀座落語祭」が今年も七月の3連休に開かれるそうで、そのプログラムが以下のリンクページに載っています。
昨年より内容グレードアップし、東西の落語家さんが七月の海の日の3連休に大挙、銀座に集まるのですね。大阪まで行かずとも、銀座にいれば、上方な話もじっくり聴ける3日間ですね。
大阪の林家からは染丸師匠と染二さんが出演されるようです。
もし生で聴きにいかれるかたおられましたら、大いにアゴ外して下さい(笑)

あと、テレビで放送されていた三題噺番組の「らくごのご」が今回復活され、関西の秘密兵器(笑)の角淳一さんも司会(お題取り)で登場されるようです。

(→リンク:大銀座落語祭2005

四代目林家染語樓追悼公演@ワッハ上方

今夜は、千日前のワッハ上方で「四代目林家染語樓(そめごろう)追悼公演」があり、それを覗いてきました。
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