MASARUのブログ

since2005。 from Osaka, Kyoto, etc.

林家染左

第509回田辺寄席@大阪市立阿倍野青年センター

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20日日曜日の昼は田辺寄席の昼席へ。
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中川兄弟 落語かれっじ@大阪府立現代美術センター

4b2938c8.jpg20日夜は、谷町四丁目の大阪府庁の別館にある「大阪府立現代美術センター」での「中川兄弟 落語かれっじ」へ行ってきました。

いつもは梅田のECCで行われているこの会ですが、今回は大阪府立の3つの文化施設(ワッハ上方、現代美術センター、文化情報センター)による共催展とのコラボイベント。
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渡瀬恒彦「ちりとてちん」クランクアップ(2008年投稿) #ちりとてちん

NHK朝ドラ「ちりとてちん」で、徒然亭草若役で出演した渡瀬恒彦さんがクランクアップということで、同番組の公式サイトで特設ページが設けられています。

渡瀬さんへの単独インタビューもあり。
コレまでとは違った役柄に、渡瀬さん、相当苦労されたようであることがインタビューから伺えます。
#落語はごまかしの効かない藝ですからね。

なおトップページは、ラストシーンの『地獄八景』で一緒に出演した、桂あやめ、桂つく枝、林家染左の3師もそろって映った画像も。
ドラマでは、あやめさん、染左さんは確認できなかったけど、つく枝さんは、あの体型にあの甲高い声なんで、すぐにわかりましたねぇ(笑)

渡瀬恒彦、桂あやめ、桂つく枝、林家染左



リンク:渡瀬恒彦さんクランクアップ@連続テレビ小説「ちりとてちん」
http://www.nhk.or.jp/drama/chiritotechin/topics/24_watase/

花花寄席@うめだ花月

吉本興業は3月3日から「花花寄席」という若手噺家を出演させる昼興行をスタートさせるそうです。
月〜金曜日の平日の昼に開演で、入場料は2000円。
平日昼はのうめだ花月は今まで興行を催していなかったので、落語ブームに乗って、空いている時間を埋めてしまおうということか。

出演できるのは基本的に吉本所属の若手。
吉本所属の噺家一門は、桂文枝一門、林家染丸一門、月亭一門、笑福亭仁鶴一門なので、結構な大勢ですな。
米朝事務所や松竹芸能の噺家はアカンようですが、フリーならOKだそうで。林家染左さんや笑福亭たまさんはOKかな?

なお平日昼間なので、9to5な会社員は観客の対象ではないですね。
Lindaさんご夫妻やAKASIさんには朗報ではないでしょうか。


リンク:花花寄席@吉本興業

徒然亭一門会@天狗座(連続テレビ小説「ちりとてちん」第73、74話)

NHKの朝ドラ『ちりとてちん』の12月24、25日放送分は天狗座で6年ぶりの徒然亭一門会。
貫地谷しほり@ちりとてちん
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染左開発計画第31工区@ワッハ上方レッスンルーム

3e24a84b.jpg22日土曜日の夜は、千日前ワッハ上方での林家染左(そめざ)さんの勉強会に行ってきました。
会場にはぎりぎりの到着。Lindaさんご夫妻、モーやんさん、以蔵さんもお越しで、ご一緒に鑑賞させていただきました。
レッスンルームの広間に多くのお客さんが入っていました。


この日の演目は以下の通り。

いらちの愛宕詣り』笑福亭瓶成
大安売』林家染左
親子酒』桂つく枝
質屋芝居』林家染左
(中入り)
崇徳院』林家染左

開口一番は鶴瓶門下の瓶成さん。『いらちの愛宕詣り』(江戸落語相当:堀の内)を披露されました。
前回聴いたときより、巧くなられているように思いました。

ゲストのつく枝さんは『親子酒』。マクラでつく枝さんは酒をあまり嗜まないと云っていました。宴会では、もっぱら”残飯整理”だそうで(笑)
私は酒は多少頂きますが、残飯整理もやりますねぇ(笑)
つく枝さんは酒の嗜まないにしては酒呑みの仕草がサマになっていました。酒呑みの仕草をしっかり観察されているのでしょう。

染左さんは3席。
2席目の『質屋芝居』は初めて聴く噺。歌舞伎の仮名手本忠臣蔵三段目のパロディ。客の質草の衣服を使って蔵の中で芝居をするという。私には判らなかったが、噺の途中で言い間違えられた箇所があり、中入り前に説明されました。
3席目の『崇徳院』は先日聴いた笑福亭三喬さんのものとは若干違ってました。染左さんの工夫が見られました。


第445回田辺寄席@大阪市立阿倍野青年センター

3fb45c1d.jpg15日土曜日の夜は田辺寄席でした。
会場には花園から移動されたLindaさんご夫妻も来られていました。


この日の演目は以下の通り。

『開口0番:文太の前噺』桂文太
ふぐ鍋』林家市楼
借家借り』林家染左
天王寺詣り』桂文太
(中入り)
音曲漫才 姉様キングス(桂あやめ・林家染雀)
莨の火(たばこのひ)』林家うさぎ
抽選会 文太・市楼

後日、追記します。

(2007.12.26 22:00追記)
文太さんが登場する5分くらい前に会場に到着しました。
あとからお客さんが入ってきて、開演時刻までにはほぼ埋まりました。

文太さんの前噺は「緊張と緩和」について。
「緊張の緩和」は故・桂枝雀さんが提唱した笑いの構造についてのことで、緊張とは笑いの仕込みの部分で、緩和とは笑わせる部分。その緊張と緩和のバランスがとても大事なことなようです・・・落語論な話題でしたが、文太さんの説明がわかりやすかったです。

文太さんの後は、開演時刻となり、二番太鼓、出囃子『石段』でトップバッター林家市楼(いちろう)さんが登場。前座で出たとき芸名がそのまま”つかみ”になっているかたです(微笑)
最近知ったのですが『ふぐ鍋』は上方林家のお家芸なのだそうで。演者さんが美味しそうに「てっちり」を食べるシーンがあり、それを空きっ腹で聴くには堪らないですわ(笑)
市楼さんは地元東住吉の噺家さんなので、今後期待しております。

二番手は林家染左(そめざ)さん。
演じられた『借家借り』は、中川桂さん(染左さん実兄の落語研究家)の解説によると、もともと上方に『借家借り』という噺があったものの、演じ手がおらずに途絶えたのですが、桂雀三郎さんが江戸落語の『小言幸兵衛』をもとに、復活させたものだそうです。噺の中で小言を言い続ける家主(大家)と、家を借りに来た男とのいろいろなことが巻き起こるのですが、それを染左さんは、テンポよう演じられていました。

中トリ文太さんは、マクラに入らず、師匠文枝さんの十八番である『天王寺詣り』を。
四天王寺さん境内の縁日の光景を文太さんらしい軽快な語り口で演じられました。
この噺は演者によってなんぼでもおもしろさを膨らませることができるんやないかと思いました。
あと、お寿司の屋台とかあったのですね。

中入りは15分。
会場中庭で、世話人会のみなさんが準備された「田辺大根汁」が振る舞われました。
鶏肉、人参とともに地元野菜の田辺大根が大きく入っていました。
この日の大阪は風が強く、冷え込みましたが、とてもぬくもりました。
ごちそうさまでした。

田辺寄席の凄いところがこれがみなさんが、ボランティアでされているということ。
一流のホスピタリティだと思います。

中入り明けは、音曲漫才の「姉様キングス」。女流噺家の桂あやめさんと男性噺家の林家染雀(そめじゃく)さんが芸者さんの格好で登場され、音曲漫才を披露されました。
私が染雀さんを知ったのは、この「姉キン」、しばらくは女性の噺家やと思っていました(笑)
アホダラ教など賑やかに。
「姉キン」は噺家さんの余藝でなく、本藝。海外公演まで行っているほどです。

トリは林家うさぎさん。
演じられた『莨の火』は先代(三代目)林家染丸さんの十八番だったという。
その先代染丸さんに、文枝さんもそうでしたが、恰幅のいい噺家さんがゆったり語られるのが似合いそう。
泉州佐野の大家(たいか)である食(めし)の旦那の雰囲気や、幇間(たいこもち)もイヤミが出ないように描かなければならないし、聴く度に難しい噺やなあと思います。
うさぎさんは「安い株を買ったつもりで長い目で・・」とコメントされていたけど、長い時間かけて、十八番にしていってもらいたいと思います。

あと抽選会が終わって、終演。

02a14185.jpg会場を出るとき、細身の男性のかたから、ハガキサイズ大のチラシ(左画像)を頂戴しました。
「誰かな?」と思ったら、着替えが済んだ、素(す)の恰好の染雀さんでした。
頂戴したのはクリスマスイブに天満天神繁昌亭で行われる「姉様キングスクリスマスショー」と大晦日に新世界通天閣地下歌謡劇場での「オールナイトライブ」のチラシ。

年越し落語会は繁昌亭でも行われますが、姉キンほかヒロポンズ・ハイの面々は今年は繁昌亭でなく、新世界のほうに出るんですね。
同時間帯には鶴瓶師司会の「紅白歌合戦」があるけど、こちらのほうがおもしろそうやねえ(笑)



リンク:
田辺寄席
上方落語協会茶道部

大阪大学同窓落語会@天満天神繁昌亭

66ea2c34.jpg19日月曜日は、天満天神繁昌亭での夜席へ行ってきました。
この日の夜席の催しは「大阪大学同窓落語会」。

大阪大学文学部出身の噺家さんの会でした。
繁昌亭支配人である恩田氏の企画とのこと。

月曜日の夜にしては、結構な客の入り。7〜8割くらい埋まっているかと思いました。



この日の演目は以下の通り。

みかん屋』林家染左(そめざ)
掛け取り』林家染雀(そめじゃく)
講談 旭堂南海
(中入り)
座談会 南海・染雀・染左 司会:中川桂(大阪大学講師)
『葬儀屋さん』(創作)笑福亭福笑

三味線:寺西美紀



トップバッターは染左さん。
『みかん屋』をそつなくキッチリ演じられましたが、会場なかなか温もらず。
阪大関係者などインテリ客が多いためか、お客さんの反応が鈍かったです。おもろかったら笑わな。

二番手は染雀さんの『掛取り』。大晦日の噺ですが、もうこの噺が出てくる時期になったのですね。

中トリは講談の旭堂南海さん。
落語で云うマクラでは南海さんが阪大時代にしでかしたIQ高き(笑)悪戯やエピソードを話されました。
ここにきて会場がようやく温もったような。お客さんの反応もよかったです。

本編は赤穂義士に纏わる講談を一席。

中入り明けは座談会。
司会の中川桂さんは染左さんの実兄で阪大の講師。

御三人の入門時のエピソードなど。
染雀、染左さんは入門時、師匠の染丸さんから親の同伴を求められたとか。
自らの噺で客を納得させなければならない噺家を志すのに、入門を関して親を納得させられないようでは駄目だから・・・とか。同感です。

御三人とも、阪大出身だから仕事にもらえた・・・というのは無かったとか。
学歴ではなく、あくまで自身の藝で勝負しなければならないからね。

座談会の最中、染雀さんの”ボケ”に対し、先輩の南海さんが扇子で染雀さんの頭をはたいていました。
それは非常に間の良いものでした(笑)

座談会のあとは、トリとしてゲストの福笑さんが登場。
阪大OB落語会になんで福笑さんかと思ったら、(以下リンク先の恩田さんのコラムによると)福笑さんの娘さんが阪大大学院生だそうな。だからか。
ネタは創作の『葬儀屋さん』。
ブラックユーモアもたっぷりで、インテリな阪大関係者からも笑いを誘っていました。

午後9時ごろ終演。


リンク:
新しい伝統、阪大からも育つか@朝日新聞(繁昌亭支配人恩田雅和氏のコラム)
卒業生の活躍@大阪大学/文学部

BK秋のふれあいひろば@NHK大阪放送局

Lindaさんご夫妻が今週末にNHK大阪放送局で開かれている「BK秋のふれあいひろば」に行かれたようです。BKとはNHK大阪放送局のコールサイン(JOBK)に由来してて、古い藝人さんはNHKのことを「BK」と呼んでおられることがあります。

朝ドラ「ちりとてちん」のセット見学や落語指導(林家染左さんが担当されたようです)に、ドラマに出てくる「天狗座」が会場に設けられてて、そこでは桂小米朝さんが一席口演されていたようです。

また特別番組の全国放送があり、ヒロインの貫地谷しほりさんは、昼に夜に番組出演に引きずり回されたようです(笑)

なお「天狗座」では日曜日も公演があり、落語指導担当の林家染丸さんのほかに、落語家役で出演する本職の桂吉弥さんも出演されるそうです。

それにしても、「ちりとてちん」の徒然亭(つれづれてい)の紋はなぜ、「蝉」なんやろうか?


リンク:
ラグビーの友人と@P.B.Lindaの部屋
BK秋のふれあいひろば@NHK大阪放送局

20070905繁昌亭夜席・染丸一門会@天満天神繁昌亭

20070905繁昌亭-120070905繁昌亭-2


5日水曜日の夜は天満天神繁昌亭の夜席へ行ってきました。
この日の繁昌亭の夜席は、上方落語協会主催の「染丸一門会」でしたが、染丸一門会といっても、林家染丸さんご自身は出られませんでした。

入場時には沢山のかたがたが正面で列をつくってらっしゃいました。

私は当日券(JAF会員証提示で500円割引の2000円)を買って、その方々より先に中に入ることができました。
おそらく長蛇の列は、招待券のかたがたなようでした。
あとから入ってこられたかたには、今の染丸さんがまだ染二さんだと思っていたり(今の染丸さんが染二さん時代に出られていた「モーレツしごき教室」が懐かしい)、「林家うさぎ」さんは女流だと思ってらっしゃるかたがおられました。林家一門には「林染会(りんせんかい)」というファンクラブ組織があり、普段の林家の会には、熱心なファンのかたが多いのですが・・・。

この日の演目は以下の通り。

時うどん』林家市楼
花色木綿』林家染左
厩火事(うまやかじ)』林家花丸
浮かれの屑選り』林家染二
(中入り)
青菜』林家そめすけ
莨(たばこ)の火』林家うさぎ

開口一番は、市楼さん。『時うどん』は後半のほうがよくウケてました。

2番手は染左さん。
マクラでは世界陸上から彦八まつりでの「落語家世界陸上」の話。どんな種目をやったのかは触れられませんでした。
本編は『花色木綿』。きっちりと演じられてました。

3番手は花丸さん。
『厩火事』では女性の顔の表情の変化にコミカルに出されてて、観客の私のまわりの招待券なみなさんにもウケがよかったです。
花丸さんの語りでいろんな人情話を聴いてみたいです。

中トリは染二さんの『浮かれの屑選り』。
たっぷりの声量。下座と一体となって歌舞伎や踊りなど演じられました。大いに爆笑しました。
途中からは座布団なしで。歩くポーズは中腰で。私にはとてもできません(苦笑)
マクラではお弟子さんが辞められた噺。染二さんにとっては初めてのお弟子さんやし気合いが入ってはったのに。

中入り明けはそめすけさん。
マクラでは物真似を披露。オール巨人さんがとても似ていました。
噺のほうは『青菜』。おちつきのない噺っぷり。「あおな」が普通の大阪弁のイントネーションやなくて、最後まで気になりました。

トリはうさぎさんが『莨(たばこ)の火』。先代の染丸さんの十八番だそうで。
じっくり聴かせていただきましたが、うさぎさんが途中で声が枯れたのは残念でした。


終演後は一門のみなさんでお見送りされてました。


林家染左の高座落語楽@千日前ワッハホール

566bbb0d.jpg土曜日は自宅でラグビーを観た後に、ミナミへ出て、千日前ワッハホールでの林家染左さんの落語会に行って来ました。
この日は、トリイホールで快楽亭ブラックさんの落語会が昼夜2回興行があり、どちらに行こうかと迷いましたが、「落語と写真のコラボレーション」の副題に惹かれ、染左さんのほうにしました。

会場にはLindaさんご夫妻や、AKASIさんも来られていましたので、ご挨拶しました。


この日の演目は以下の通り。

狸の賽」桂佐ん吉
「写真DE時うどん」林家染左
落語の仕草(しぐさ)解説 林家染左
対談 川北眞三、林家染左
(中入り)
三十石(さんじっこく)」林家染左

三味線:脇阪新子

さん吉さんが前座を務めた後、一旦幕が降り、舞台を模様替え。再び幕が上がると、舞台には高座が下げられ、替わりに真ん中にスクリーン、袖に講演台が設けられ、染左さんが立ったままで紙芝居形式でスクリーンに映し出される写真を見ながら、古典の「時うどん」を口演されました。

紙芝居形式で映し出される写真は落語を口演する染左さんの連続もんでしたが、その間には、昔の時刻の数えかたを絵でかいたものを映した写真、残り少なくなったうどんを惜しみながらうどんを”実食”している写真(笑)、うどんを食べた後に銭を勘定するときは、昔の貨幣を数えた写真(写真を捲ることに1枚ずつ貨幣を増やした)が入っていました。つまり通常は観客側でイメージさせているものをスクリーンで映しているということなんですが。

写真を時折見ながら噺を進める染左さんはずっと仕草ナシでした。仕草ナシの落語って日頃は見られないもんで、不思議な感じでした。

「時うどん」を口演された後は、写真で落語の様々な仕草を解説されました。
落語に出てくる様々な物は、今では使われなくなって、イメージしずらいものです。そんな物の写真を紹介されました。
火鉢は私は知っていますが、今の都市生活では使われないものからね。それをイメージしろっていわれても。

スクリーンに登場した写真は、染左さんとは高校の先輩にあたるの川北眞三(まさみ)さんが撮られました。川北さんは東京新聞のカメラマンだそうで、撮ってきた秘蔵の写真を見ながら、その写真に纏わる(まつわる)エピソードが紹介されていました。

スポーツ関連の取材の写真もあって、鈴鹿でのF1でシューマッハ兄さんが年間王者を決めたときの写真(具体的にはその一瞬を映している川北カメラマンを別アングルで撮ったもの)が紹介されていました。私はモータースポーツに興味があり、楽しく拝見することができましたが、この日の会場は年配層が多く、F1には興味がない人が大半だったはずなので、客席の反応はよくなかったです。
対談の相手の染左さんもモータースポーツは興味なさげでした。

あと、会場入りする前にしっかり食事をしたために、対談中に不覚にも話を集中して聴くことが辛くなることがありました。もちろんそれは私が悪くて(苦笑)。
そういや以前、東京の新宿厚生年金会館での立川談志さんの会で、談志さん口演中(「文七元結」だったと思う)に”半睡眠学習状態”に陥ったことがありました(苦笑)・・・あのとき談志さん、よう怒って帰らんかったもんや(笑)

中入り後は、古典の「三十石(さんじっこく)」。これは写真ナシの通常の落語の口演でした。
三十石船乗船客の名前には現総理大臣の名が出てきて、急に(三十石船のあった時代から)現代に戻らされた感じでしたが、それ以外は染左さん、話のツボを押さえてて、会場のお客さんを沸かせていたように思いました。木曜日の協会主催の「新進落語家競演会」で新人賞を撮られたそうですが、それに見合うだけの腕をもっておられると思います。

20070102天満天神繁昌亭新春公演1

20070102天満天神繁昌亭新春公演2日の夜は繁昌亭での新春公演の夜席に行ってきました。

会場前は天満の天神さん(大阪天満宮)の門前ということで、多くの初詣客でごった返していました。正月三が日の前売り券は完売してて、開場前に繁昌亭に付きましたが、既に入場待ちがあり、整理券をもらった順に入場となりました。2階席の最前列に座りました。


この夜席に出演された順は・・・。

林家染左「商売根問
桂三風 客席参加型落語「テレビショッピング」
桂出丸「寄合酒
立花家千橘 落語と踊り(黒田節)
桂ざこば「?」
米朝一門大喜利 わかば・歌々志・さん都・米平 司会:都丸
(中入り)
露の都・笑福亭仁嬌 漫才(?)
桂小春団治「職業病」

トップバッターは林家染左さん。この染左さんから出丸さん迄、持ち時間は10分くらいでした。
染左さんは、おもしろく聴かせて頂きました。
マクラでは自身のキャリアについて触れられていました。大阪大学を卒業し、公務員(泉佐野市の郷土資料館の学芸員さんだったそうです)を経て、染丸さんに入門されたそうです。
・・・高座では「阪大出て、公務員になったのに、噺家に。・・・親は泣いている(笑)」といって会場を沸かせていましたが、Lindaさんのブログを見たら、3日の田辺寄席の正月公演に、染左さんのお兄さんが来られたそうです。そのお兄さんは「落語研究家」だそうで、兄弟で落語を究めようとされているのですね。
で染左さんは、途中で持ち時間に達したので、噺を途中で終えられました。

2番手は桂三風さん。初めて噺を聴く人でした。
「テレビショッピング」は、三風さんの創作。テレビでいつも見ているテレビショッピングの番組がある日突然自宅にやってくるもので、そのテレビショッピング番組のギャラリーを観客のわれわれが担うというものでした(笑)
客席参加型落語」とは三風さんオリジナルの落語の形式で、三風さんが出したサインに従い、こちらが台詞を云うものでした。突然サインが来るから、まあ噺がおもろないからって寝てられないですね(笑)
三風さんの噺はよくできてて、会場を沸かせていましたし、持ち時間の間にサゲも決まっていました。何度も演じられて十八番になっているのでしょう。

三番手は出丸さんでしたが、出丸さんも噺を途中で終えられました。

四番手は立花家千橘さん。千橘さんの噺も初めて聴くのですが、ぼそぼそと話されるのですね。聴き取りづらかったです(苦笑)
お噺の題はわかりませんでした。「加賀見山」かな?

そして、プログラムにはここで「大喜利」となっていましたが、突然ざこばさんが入ってこられました。(プログラムでは、ざこばさんはトリで出演の予定になっていました。)
この日のお昼に、ヒルトンホテルで米朝一門会とその打ち上げがあったせいか、えらい酒が入っているようでした。そして高座で着物に着替えられました。お弟子さんとの掛け合いをしながら、酒の勢いも手伝って、ざこばさんらしく悪口をまくしたてられていました。
この昼の米朝一門会では「子は鎹」をしっとり演じられましたが、そのざこばさんとは、まったく正反対でした(笑)
ざこばさんは着物に着替えられる後はネタをされるかと思いましたが、奴(やっこ)踊りを見せて、舞台から下がられました。

そして「大喜利」が始まりました。
司会の都丸さんは、ざこば門下の筆頭弟子ということもあってか、開口一番、客席に謝罪されていました(笑)
大喜利はオーソドックスに進みました。米平さんの答えが一番決まっていました。
年季明けである都丸さんの直弟子であるさん都さんの答えは、まだまだのようでした。がんばれ。

中入り明けは都さんと仁嬌さんが登場されました。
二人の掛け合い噺でしたが、正直ダレました(苦笑)
都さんがピン(単独)で”都噺”を聴かせてくれたほうがよかったと思いました。

トリは小春団治さん。
創作の「職業病」を披露されました。
以前の職業を引きずっている職業病の人を集め開業したファミリーレストランを起こる様々なトラブルをコミカルに仕立てていました。元葬儀屋さんで葬儀の司会を担当され人によるウエイター(葬儀の司会の口調そのまま)が一番客席の爆笑をとっていました。

正月公演にしては、入場料金が通常のままでした。
入場料高くなってもいいから、落語と落語の間には、色物の藝人さんを呼んで、本物の藝を見せてほしかったです。


リンク:
上方落語 小春日和(桂小春団治さんホームページ)
FACE+1:インタビュー 桂三風さん

第43回西成寄席@西成区民センター

先日、西成区は地下鉄四つ橋線岸里(きしのさと)駅前、西成区民センターでの「西成寄席」にいってきました。
岸里駅を上がると、岸里交差点(国道26号と松虫通が交差)の角に出るのですが、
交差点北東角の西成区役所の東側に西成区民センターがあり、その2階が会場でした。
入り口で木戸銭500円を払って入場しました。若手オンリーではないのに500円とはとてもお得感がありました。

この日の演目は以下の通り。

動物園」桂二乗
看板の一(ピン)」林家染左(そめざ)
植木屋」桂春若
(中入り)
住吉駕籠(かご)」桂あさ吉
「手品落語」桂朝太郎(ちょうたろう)

私は落語鑑賞のときには、メモをとらないので、すべて頭の中の記憶を辿りながら
書きます。

会場には午後6時半の開演時間を遥かに遅れてしまって、着いたときには二乗さんの動物園のちょうど園長さんが虎の歩きかたの手本を見せているときでした。米二さんの元での修業期間が終わったばかりの二乗さんのは、師匠からの手本通りのように見えました。
続いて染左さんでした。マクラでは噺家になって10年であることを話されていました。「看板の一」に出てくるアホを演じるのが巧いと思いました。この日イチバン面白かったし、お客さんの笑いもちゃんととっておられました。

中入り明けは、吉朝門下のあさ吉さん登場。
英語落語で海外を飛び回っているそうで、先日はパキスタンで英語落語の公演をしてきたそうです。
本編では「住吉駕籠」でしたが、茶店の主人の威勢の良い言い回しに迫力が足りなかったように思いました。あと持ち時間が足りないのか?
参拝帰りの酔客との絡みがカットされていたのも残念でした。
この噺、その絡みのシーンが愉しみでもあるんですが。

トリは米朝門下の桂朝太郎さんの「手品落語」。
どんなんかな?手品をしながら古典落語でも演じるのかと思っていたんですが、朝太郎さんいつもの手品とトークでした。オチがなかったから「落語」ではないでしょう(笑)
もちろん、この日のお客さんを最後まで愉しませておられました。

米朝一門で色ものといえば、朝太郎さんの手品と、米八(よねはち)さんの曲独楽が思い出されます。


第403回田辺寄席@大阪市立阿倍野青年センター

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土曜日の万博のJリーグが”はねた”後は、万博の試合終了直前に会場を脱出し、臨時のモノレールに飛び乗り、千里中央から御堂筋線経由で、会場に到着しました。
会場につくと、文太さんの開口0番が始まっていました。

本日のお題は以下の通り。

「開口0番〜文太の前噺」桂文太
看板の一(ピン)林家染左
餅屋問答林家染弥
「四○三号笑呆亭…『ろくろっ首』から」桂文太
(中入り)
浪曲「祐天吉松」菊地まどか(曲師:一風亭初月)
「御神酒徳利(おみきとっくり)」林家染雀
抽選会 進行:文太・染左

文太さんの開口0番のお題は「連勝連敗」。先日のプロ野球のプレーオフやドラゴンズ優勝の話題が織り交ぜられていましたが、「彦八まつり」での以前行われていた相撲大会に話が及ぶと、舞台袖にいた染雀(そめじゃく)さんと染弥さんも登場。大会でのエピソードを話し、会場は大盛り上がり!
噺家同士の相撲大会。相撲はまわし1本で取り組みますから、そりゃ最後は”艶な結末”に(笑)・・・それもあってか、今は、相撲大会から(”艶な結末”になることはない(笑))スポーツチャンバラになったそうです。
因みに賞金は5万円。別のところである噺家が噺されていましたが「生活が苦しい若手の噺家にとっては(5万円は)大きいので、結構マジになる」そうです(笑)

トップバッターは染左さんの「看板の一(ピン)」。
話しっぷりがとても明瞭。情景も浮かびやすかったです。
どの会でもそうですが前座のかたって、不明瞭な人が多くて、聞き取りづらい場合が多いのですが、染左さんはそんなことはなかったです。トリ後の抽選会でも司会の文太さんをテキパキサポート。今まで田辺寄席で聴いた前座さんの中では一番よかったです。

染弥さんは「餅屋問答」。成り行きで寺の和尚に扮した餅屋が、訪れた旅の僧と禅問答を繰り広げます。
染弥さんの高座は初めて。美男だし、女性ファンが多かろう。餅屋と旅僧の問答バトル(笑)でのさまざまな表情を軽快の描写。見事でした。


文太さんの「笑呆亭(しょうほうてい)」は前月から始まった田辺寄席での新シリーズ。噺の中で起こる事件を本物の弁護士さんに裁いてもらい、それを会場の観客が予想するというもの。

弁護士さんに裁いてもらう・・・NHK「生活笑百科」にヒントを得たんでしょうか?

文太さんは、今月も軽妙な語り口。阿呆の描写が見事で、会場の爆笑を誘っていました。・・・首が長かろうが別嬪さんなんやから、我慢せな(笑)

中入り明けると、女流浪曲師の菊地まどかさんが登場。
地元東住吉出身のまどかさん。病院の事務を8年やってから浪曲師になって2年目と仰ってましたが、その実力はそれを感じさせない素晴らしいもの。「祐天吉松」という人情ものでしたが、私も目頭が熱くなってしまいました。
浪曲師は2年目だそうですが、その前に民謡を長らくされていたようで、河内音頭の櫓にも立っているそうです。・・・声がちゃんと出ていたので、幼いころからの舞台に立っていたんだそうなと思いましたが。

トリは染雀さんの「御神酒徳利」。染雀さんは以前「姉様キングス」での女形姿は拝見したことありますが、”男装”での(笑)高座は初めてでした。
この日一番会場を沸かせていました。大いに笑いました。
サゲのほうが8・8文珍Dayでの文珍さんのときと違って、ハッピーエンドになっていました。

今月は林家一門でしたが、染丸さん門下のみなさん若く、一番弟子の染二さんが40歳代なかば位で、今回トリで出た染雀さんも40歳手前だったと思います。しかし今回聴いた御三師とも、とても素晴らしかったです。
一門のみなさん、スジがよく語り口もしっかりしてて、藝達者な師匠の下(おそらく稽古も厳しい)で育っていったのかと。

今後が愉しみ一門。。。いや末恐ろしいわ(笑)


リンク:
田辺寄席
浪曲師、菊地まどか
asahi.com:伝統芸能(3) - マイタウン大阪(菊地まどかさんが紹介されています)


追伸
天満天神繁昌亭ステージ模型-1天満天神繁昌亭ステージ模型-2

田辺寄席の会場ロビーで、「天満天神繁昌亭」のステージ模型が展示されていました。
とても精巧にできていました。

目樽工房さんの作品だそうで、舞台だけでなく、その袖のお囃子場や緞帳も本物そっくりに精巧に作られていました。

開場以来大入りが続いていますが、楽屋には出番のない噺家さんも挨拶に(冷やかしに?)訪れているそうな。いものこを洗うような感じなんでしょうね。
あの狭まそうなお囃子場も立錐の余地なしだったんだろうな、と(笑)

リンク:
天満天神繁昌亭のステージ模型@田辺寄席
天満天神繁昌亭舞台模型完成!@目樽工房

第22回染左改造計画@ワッハ上方レッスンルーム

ef493f69.jpg土曜日の夕方はワッハ上方レッスンルームでの林家染左さんの会へ行ってきました。

この日の演目は次の通り。
「犬の目」笑福亭呂竹
二人ぐせ」林家染左
替り目」桂つく枝
写真の仇討」林家染左
(中入り)
植木屋娘」林家染左

レッスンルームはワッハ上方の7階にあり、50人くらい入れば一杯の座敷です。レッスンルームというのだから、普段はつまりお稽古場として使われているのでしょう。
開口一番は(千葉ロッテマリーンズファンの)笑福亭呂竹さん。昨年の彦八まつり@生国魂神社でのスポーツチャンバラでは渡辺俊介投手のユニフォームを羽織ってのぞみ、みごと優勝したそうです。(→参考ページ
が、この日の呂竹さん、マクラから呂律(ろれつ)が回らないのが見受けられました。当然額に汗、汗。茹で蛸状態でした。
この日のゲストは文枝一門からつく枝さん。マクラでの汗かき話には大いに同感。太っている=汗掻きはイコールでないと思うのですが・・・。そのつく枝さん、
この日の「替り目」は時間の関係で途中までの口演でしたが、好演でした。

染左さんは三席を熱演。「写真の仇討」は染左さん自身”けったいな話”といっていましたが、確かに。写真に刃物を突き刺すなんて(笑)
残る2席も爆笑でした。染左さんは、メリハリ効いてて聴きやすかったです。

その染左さんですが、阪大の出身で、郷土資料館の学芸員を経て、染丸さんに入門されたそうです。

リンク:
卒業生の活躍@大阪大学/文学部
桂つく枝の満腹日記
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