MASARUのブログ

since2005。 from Osaka, Kyoto, etc.

桂三幸

市民寄席@東成区民ホール(2009年11月11日)

07ca13ba.jpg11日水曜日は地下鉄今里の東成区民ホールでの大阪市民寄席へ。
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笑いのタニマチ〜仁智の新作落語道場〜vol.84@谷六・薬業記念会館

527fb14d.jpg30日火曜日は谷六(谷町六丁目)・薬業記念会館での笑福亭仁智さんの会へ。

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第441回田辺寄席@大阪市立阿倍野青年センター

ae41555a.jpg17日午後は、田辺寄席の土曜昼席へ行ってきました。
それまで雑事があったのですが、ついたのが開演時間過ぎてから。三幸さんがマクラを振っているときでした。文太さんの前噺が聞けなかったのは痛恨。
次回からは必ず前噺の文太さんが登場するまでに着けるようにします。


この日の演目は以下の通り。

「開口0番〜文太の前噺」桂文太
『How To プレイボーイ』(桂三枝・作)桂三幸
『生中継・源平』(桂三枝・作)桂三扇
不動坊』桂文太
(中入り)
代脈』桂珍念
花筏』桂楽珍
抽選会 文太・三幸

三味線:桃音会
お茶子:上垣麻衣子

この回は文枝一門会でしたが、文太さんより前は三枝門下の三扇さん、三幸さん。中入り後は文珍門下の楽珍さん、珍念さんでした。
トップバッターは三幸さん。
発声もよく、噺っぷりから機転が利きそうなタイプ。
師匠から直伝されたであろう噺に、旬なネタをアドリブで織り交ぜて進められました。
現代調な創作落語だから旬なネタを入れやすくはあるんでしょうが。

二番手は三扇さん。京都は福知山在住という女流の噺家さん。
いっぺんテレビの「平成紅梅亭」@読売テレビで大喜利に出られているのは拝見したのですが、高座を聴くのははじめてでした。
いわゆる”大阪のおばちゃん”とは違って、師匠の三枝さん曰く「ほのぼのとした語り口」のかたでした。
噺は題の通り、源平の戦いをスポーツ番組のように中継したらどうなるかというもの。
屋島の戦いで的を射る那須与一を”ダルビッシュ風”にしたのは師匠三枝さんの直伝でなく、三扇さんのアイデアなんでしょう。
初めて聴く噺でした。後半はじけるかなと思いましたが、消化不良でした(苦笑)
あと、戦国絵巻に旬なギャグを入れるのは興が醒める怖さがあるな、と。噺の中に入りこんでいたのを醒めてしまうな。と。

中トリは文太さん。マクラは短く、本編の『不動坊』へ。
文太さん演じるアホがほんまうまくてニンかと思うほど(もちろん文太さんのニンではなく好演であるんですが)。あのアホでなかったら「完全犯罪」は成立していたんだろうな・・・でもそれだったら、落語にならないですね。

中入りは15分ほど。
桃ヶ池を臨む中庭でお茶菓子が振る舞われました。
Lindaさんご夫妻にご挨拶できました。

中入り開けは珍念さん。
文珍門下のお弟子さんは現在2人。本当は弟弟子に文春(ぶんしゅん)さんがいて、3人でしたが、文春さんは繁昌亭オープン直後に急逝。これから・・・だったのにね。
珍念さんは22年のキャリアという。本編は『代脈』でした
ただアホの驚きぶりや口調は文珍さん風だったので、師匠から口伝された通り演じられていると思いました。

トリは楽珍さん。鹿児島県徳之島出身の楽珍さんは中学時代は相撲部でインターハイに出場するほどの腕前だったそうな。相撲を愛する楽珍さんはマクラでは当然大相撲の話題にも触れられましたが・・・。相撲に関しては競技者人口の減少が心配。モータリゼーションの進化もあって、今の子供は足腰を鍛えるところがないですね。小学校へは車で送り迎えというところもあるし・・・。
本編は『花筏』。花筏の対戦相手「千鳥が浜」の父親が息子を諭す場面は、実感こもっていました。
ぜひ十八番にしていってほしいです。


リンク:
田辺寄席
桂三扇@桂三枝の落語的日常(ブログ)

第413回田辺寄席@大阪市立阿倍野青年センター5

第413回田辺寄席日曜日の昼は田辺寄席の昼席へ行ってきました。
会場にはLindaさんやもーやんさんも来られていましたので、中入りのときにご挨拶しました。


この日の演目は以下の通り。

開口0番〜文太の前噺〜 桂文太
「立候補」(桂三枝・作)桂三幸
幇間腹(たいこばら)」林家花丸
<口上>桂小米・桂あやめ・旭堂南左衛門・桂歌之助 司会:桂文太
「第413号笑呆亭」〜『悋気(りんき)の提灯』から〜 桂文太
(中入り)
しびんの花活け」歌々志改め三代目桂歌之助
幸助餅」林家花丸

きょうは文太さんの「開口0番」は「ヘタリ」についてのお話でした。
「ヘタリ」とは寄席でお囃子を担当される噺家さんのこと。噺家さんは売れてくるとあちこちの寄席・劇場を回るのだが、売れてないとそこに居続ける(ヘタっている)ので「ヘタリ」を呼ばれるようになったとか?
「開口0番」では文太さんが新人修業時代にお世話になった道頓堀中座のお囃子さんとのエピソードを話されました。

トップバッターの三幸さんは師匠である三枝さんの創作『立候補』を。子供が小学校の児童会選挙の噺なんですが、立会演説会で出てきた対立候補の名前が現役政治家がモデル。
その名も「安倍」君「小沢」君(笑)。そして「安倍」君の演説が見事に”本物”をパロディ化したものでした。政治家の名前と演説は、三幸さんのアレンジなんでしょう。

花丸さんの一席目は『幇間腹』。林家の十八番だそうです。
”ラグゴリラ”の生喬・つく枝・こごろう・花丸の各師のうち、花丸さんの高座はまだ聴いたことがありませんでした。この日が初めてでした。
花丸さんに限らずですが、林家の噺家さんは師匠の染丸さんにしっかりスジよく稽古つけられてるいるという印象があるんですが、花丸さんもそうでした。
声も通りもよかったです。

花丸さんの後は、桂歌々志改め三代目桂歌之助さんの襲名披露口上でした。
この口上は予定に書かれていませんでした。
土曜日昼席のときに世話人のかたから、「日曜日はサプライズがありますよ」と伺っていたんですが、これのことやったんですね(微笑)

「田辺寄席」には師匠である二代目桂歌之助さんがよく出られていたようで、会場には「桂歌之助」と書かれた提灯も吊られています。「田辺寄席」と縁のあった先代歌之助さん。その歌之助さんの名前を継ぐ新・歌之助さんの襲名を祝おうということやったんでしょうね。

口上ではそれぞれ先代・歌之助さんとのエピソードを語られていました。

なお桂あやめさんは前日土曜日の出演の予定だったそうですが、現在出演しているNHK朝ドラの収録がどうしても外せなかったそうで、キャンセルしたのだそうです。
その、あやめさんは「(新・歌之助さんには)創作にもチャレンジしてほしい。うだつの上がらないサラリーマンが似合いそう」と云ってました(笑)


中トリは文太さん登場。最後列から「待ってました!」との声がかかってました。
その声に
本編で演じられた『悋気の提灯』は文太さんが江戸落語の『権助提灯(ごんすけぢょうちん)』をアレンジしたものだそうです。
表向きは相手を立てようとする本妻と妾であるが、しかしその腹にはジェラシーが満ちてて・・・。
そして、その両方をウロウロさせられる旦那。羨ましい限りですが、ウロウロさせられるのは自業自得で(微笑)

文太さんは、江戸の噺をこちら(上方)に持ってこられておられますね。他の噺も聴いてみたいです。

中入り休憩時は前日に続いて、桃ヶ池を望む中庭にて、お善哉が振る舞われました。
この日も朝からお餅をつかれたのでしょう。ごくろうさんです。


中入り明けは新歌之助さんが登場されました。
この日は見かけない顔、いつもの田辺とは違う雰囲気のお客さんを見かけました。
新歌之助さんの追っかけのかたもおられたんでしょうか?
噺は師匠の先代歌之助さんの十八番「しびんの花活け」を披露されました。
実直な侍とずる賢い商売人。二人の気性までも演じられていると思いましたが、
少々早口で台詞が聞きづらかったのが残念でした。

トリは花丸さんが「幸助餅」を披露されました。
タチマチの度が過ぎて家を潰しそうになる和菓子屋さんや、悪人ぶる相撲取りの人物描写もよく、少々長めの人情噺をみごと熱演されました。こちらは話に引き込まれ、最後は涙ぐんでしまいました。
#他の3師とともに「恐るべしラクゴリラ」だと思いました。

最後は抽選会。
アシスタントの三幸さんは愛媛出身で大阪の地理は解らないのはいいんですが、国立の愛媛大学OBな三幸さん、漢字が苦手ってどこまでホンマなのか?
#いくら何でも「千種(ちぐさ)」を「せんたね」とは読まないだろう・・・。

アドリブがバンバンとんでたので、頭の回転は早そうだとは思いました。



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