桂米左
2018年02月04日22:34
2010年12月08日23:59
2010年05月15日23:52
2010年05月15日11:40
2010年01月02日20:05
2007年11月08日21:28
2007年05月05日14:38

午前10時の開演、スーパーマーケットの特売りと同時刻(笑)
なお、繁昌亭では週末の午前に噺家さん主催の会や若手勉強会が開かれています。
入って驚いたのは、1階席の殆どが埋まっていたこと。
前売りを買う人が多いのでしょう。
私は当日券(1500円)で鑑賞しました。
この日の演目は以下の通り。
『大安売り』桂三四郎
『愛宕山』桂三風
『動物園』桂ひろば
『下町通り商店街の人々』桂三風
『七段目』桂米左
三味線:山澤由江
お茶子:桂三四郎
※中入りナシ。
開口一番は、桂三四郎さん。
ネタは先月の田辺寄席で聴いた『大安売り』。
年季明けたばかりの三四郎さん、よく声が出ていました。
朝早いし、脳みそが眠っている観客もしっかり覚めたことでしょう(笑)
続いては三風さん登場。
一席目は古典の『愛宕山』。

巨顔な三風さんなので、女子(おなご)連中の簪(かんざし)の飾りが揺れるシーンは想像難しだったのですが(笑)、タイコモチの主人公が一生懸命山に登るところはよくウケていました。
三番手はひろばさんの『動物園』。
三風さんと同じく、大柄なひろばさん。虎の着ぐるみを着るシーンで、虎の皮がピチピチぶりがよくわかりました。繁昌亭午前の朝席は午後1時開演の昼席までに終わらせなければならないので、『動物園』は噺の前半が巧くカットされていました。
中入りナシで三風さんの2席目。
マクラでは日本橋でんでんタウンで電化製品を買った噺を。日本橋電気街のよいところは、値切りができるところにあり。お店のかたとのやりとりで、値切るのは買い物の醍醐味でもあり。大手量販店は、値切りじゃなくポイントなところでその醍醐味が味わえないというのもあります。
人の心が通う商店街の話をされた後に、2席目の『下町通り商店街の人々』に。
これは三風さんの創作で、近所に大型ショッピングモールができる商店街の作戦会議する噺でした。日本全国にどこにでもある噺だと思います。会議に参加するメンバーでガラの悪い”ヨコヤマさん”や、葬儀屋さんは、キャラクターが際だってて、よくウケていました(笑)
トリは三風さんと同期入門の米左(米朝門下)さん。
開口は例の通り、謙る(へりくだる)挨拶の後、本編では『七段目』。
噺の中での踊りが様になっているなと思ったら、米左さんは踊りの名手なんだそうで。歌舞伎モノの『七段目』は手慣れたものなんでしょう。
正午くらいで終演。
入り口で三風さん自身がお見送りとアンケート用紙を回収されていました。
朝早いですが、満席の昼席と違って、のんびり聴けるのはありがたかったです。
落語ファンは、朝は寝ている場合やない(笑)
リンク:桂三風のさん風のたより
http://blog.sunpoo.net/
2007年03月04日05:53
2007年02月19日00:42

私が着いたときには文太さんの前噺「開口0番」が始まっていました。客席はほぼ満席。
いつも通り、最後列で鑑賞しました。
この日の演目は以下の通り。
『開口0番〜文太の前噺〜』桂文太
『狸賽(たぬさい)』桂ちょうば
『厄払い』桂米左
『親子茶屋』桂文太
(中入り)
曲独楽 桂米八
『景清』桂千朝
文太さんの「開口0番」は今回は「悋気(りんき)」についてでした。後ろで米八さんの曲独楽があるので、古典の『悋気の独楽』にかけて「悋気」を選ばれたのでしょう。
文太さんの娘さんが幼稚園のときに色塗りした独楽を持参されました。
ちょうばさんは『狸賽』を披露されました。恩を受けた狸が、恩をもらった人がやるバクチのサイコロに化けて、恩返しする噺。
前座らしく座を温めたところで、米左さんにバトンタッチ。
米左さんは、マクラで開口一番「・・・私のところは、中入りのようなもので。皆様、ロビーに出て背中をのばすなり、トイレに行かれるなりご自由になさってください。私はここで一人でもやっておりますので・・・」旨のことを口にされたんですが(当然シャレ)、謙遜が過ぎてて、クドいと思うほどでした。何もそこまで謙(へりくだ)らなくても。
噺は『厄払い』。この2月いっぱいまでできる季節柄の噺。3月になったらできない・・・旨を説明された後、本編へ。師匠の米朝さん譲りの端正な語り口でした。
中トリは文太さんは『親子茶屋』。米朝さんのほか、小米朝さん、文珍さん、染丸さんで聴いている噺。お茶屋通いを続ける若旦那に毎朝苦言を呈する旦那さんでありましたが、実は似たもの親子だったという訳か。
お茶屋さんの噺なのでお囃子もたっぷり入り、はんなりした味わい。楽しく聴かせていただきました。
中入り明けは、米八さんの「曲独楽」。土曜日の繁昌亭での貸切公演に続いて2日連続で拝む(米左さん、ちょうばさんも2日連続でしたが、ともにネタが違う)ことになりましたが、愉しめました。米八さんの至芸に対する反応は田辺寄席のほうがよかった印象でした。
トリは千朝さんの『景清』。東京の八代目桂文楽さん(先代。故人)の十八番だそうですが、もとは上方落語で京都が舞台。
ふとしたところから盲目となった木彫師の定九郎が柳谷の観音さんに100日の願掛け。シャイな性格の定九郎を演じきられていたと思います。ただ下座(お囃子)が銅鑼(どら)で雷を鳴らすシーンがあるのですが、銅鑼の雷の音と台詞が重なって、聞こえづらかったのは残念でした。
土曜日の貸切公演に観に行ったとき、出演の噺家さんが日曜日の田辺寄席と重なり、行こうかどうしようかと思いましたが、千朝さん熱演でしたし、米八さんの至芸も拝めて、行ってよかったです。
リンク:
・田辺寄席
・【落語で散歩】景清(柳谷観音・清水寺)
追伸




田辺寄席会場のロビーに、目樽工房さん作の「笑点」「雀のおやど」「高津の富亭(こうづのとみてい)」などのステージ模型が飾られていました。
「笑点」のは、座布団まで手の込んだ造りです。凄い!
リンク:目樽工房「笑点」舞台模型完成
2007年02月18日01:37



土曜日は昼は別用事があり、それを済ませ、夜は繁昌亭の夜席へ。
この日の夜席は、材木業界のみなさんへの貸切公演に招待していただきました。出演は米朝一門のみなさんでした。
米朝事務所のサイトに公演依頼のページがありました。その内容をみると、電話一本で出演の噺家から会場までのセッティングをやってくれるようですね。今回の公演もそんな感じで決まったかも?(想像ですが)
(→リンク:公演依頼@米朝事務所)
因みにこれからの繁昌亭は昼は定席で夜は協会メンバー主催の落語会公演(貸しホール状態)で運営していくそうです。
この日は、初めて繁昌亭の1階席の最前列に陣取りました。
繁昌亭では専ら2階席の最前列で観ているのですが、この日は繁昌亭が初めてだという知人と一緒に鑑賞しましたので、演者の顔がしっかり拝める席がいいかなと思い最前列にしましたが、高座がその名の通り高すぎるので、演者さんの膝部分が拝めないし、ずっと見上げた状態での鑑賞でしたので、繁昌亭の初めてにこの位置での鑑賞はきつかったかなと思いました。
逆に最前列のかぶりの位置だったので、米八さんの、曲独楽を日本刀の切っ先で留める藝は、迫力満点で愉しめました。
この日の演目は以下の通り。
「平林(たいらばやし)」桂ちょうば
「ふぐ鍋」桂米左
曲独楽 桂米八
「子は鎹(かすがい)」桂ざこば
※中入りナシ。
開演30分前に入り、最前列で陣取り、いろいろ談義(サッカーとかラグビーとか)。
開演直前に主催者のかたからご注意がありました。
客席で飲食はするな(NGKや上野鈴本はOKだが)。携帯電話を鳴らすな。ポケットベルは携帯電話に買えろ(これは冗談です)・・・と落語鑑賞が初めてなかたもおられるでしょうから、何度も注意されていました。
そして「二番太鼓」が鳴らされ、開演。天神祭の船が描かれた緞帳が開きました。
前座さんの出囃子は『石段』と決まってて、それに乗ってちょうばさんが上手より登場されました。
”かぶり”の席だったので、高座の上に掲げられた額の『楽』(米朝さん:筆)がよく見えました。
ちょうばさんは「平林(たいらばやし)」を披露されました。この噺、東京では「平林(ひらばやし)」と云うそうですね。ゆとり教育とかで教育水準下がっている現在ですが、なんぼなんでも「平林」は読めるやろ(笑)と。
楽しい噺で、小学生にもウケる噺やと思います。
ちょうばさんが15〜20分くらいで演じ終えると、米左さんと交替。
米左さん登場され、いろいろマクラをしゃべっているのを拝みましたが、かぶりの席だったので、演者さんの目の動きや顔色で、演者さんが客席の状況・反応ぶりを見て、何の噺を喋ろうとしているのかが読み取れました(微笑)
米左さんは「ふぐ鍋」でした。てっちりうまそうやった・・・。空腹時に聴くと堪える噺です(苦笑)
この噺はサゲ(オチ)も好きです。身分の低い人間に一杯食わせようと思ったら、逆に食わされてしまったということでね。痛快な場面でもあります。
3番手は米八さんの曲独楽(きょくごま)。
独楽回しのレベルが上がっていくにつれ、観客の反応も上がっていったと思います。
かぶりの席だったので、米朝一門の噺家に見立てた小さな独楽を個別で回すときは見づらく、残念でしたが、大きな独楽を日本刀の切っ先に留める藝には大きな拍手が上がっておりました。これぞ至芸。
トリはざこばさん。
マクラは例の通り、ざこば夫人との”実録ドキュメント(笑)”から、いつの間にか「子は鎹(かすがい)」の本編へ。
かぶりの席だったということもあってか、思い切り感情移入。かなり目頭が熱くなりました。隣の女性は感涙していたなあ。
去年の9月の松竹座がネタおろし(初演)だったとは思えない。ざこばさんの十八番といってもいいでしょうね。
「子は鎹」はざこばさんが最近よく演じる噺ですが、この日は材木関連の業界のみなさんの貸切公演だったので、大工さんが出てくるこの噺を選ばれたのでしょう。
だからか、噺の中で「堀江の材木屋へ・・・」と云う場面があるのですが、そこで変にウケていました(笑)
開演から2時間くらいで終演でした。
2007年01月03日03:05


2日は昼・夜、落語会のハシゴでした。
昼はヒルトン大阪での「米朝一門会」に行ってきました。
会場は昨年と同じく「桜の間」という1000人ちょっと入る大宴会場。
繁昌亭が4つくらいすっぽり入る位の大きなスペースの会場でした。
席は後ろから5列目だったのですが、私の席の列から段がひとつ高くなっていましたので、高座がちゃんと拝めました。が、お顔がちゃんと見えなかったです(苦笑)
演目は以下の通り。
「御公家女房」桂よね吉
「ふぐ鍋」桂米左
「鯛」(桂三枝・作)桂都丸
「鹿政談」桂米朝
(中入り)
「つぼ算」桂南光
「子は鎹(かすがい)」桂ざこば
三味線:大川貴子、早川久子
「御公家女房」は「延陽伯(江戸落語相当:たらちね)」に似た噺でした。
延陽伯に出てくる御公家出身の女房が、ネギを買うだけでも大層で(笑)
一番爆笑をとっていたのは中入り明けの南光さんでした。私も大いに笑いました。トリのざこばさんが「(南光さんは)55歳でイチバン脂が載っている。イチバン笑いがとれるのは当然」旨の噺をされていました。
そのざこばさんは「子は鎹(かすがい)」を口演されました。
9月の松竹座での公演が初演(ネタ下ろし)か?と思うほど(このときも生で聴いたけど)、ざこばさんのニン(失礼)に合った噺だと思いました。マクラでざこばさん曰く「私の親は離婚した。・・・私は離婚しないようにしたい」と話されていましたが、自身の経験が下地にあるのでしょう。
母親に引き取られた子供。「子は鎹」のように再び元の父親と暮らせるようになったらいいけど、そうではなくて、母親が再婚した場合、新たな父親がかわいがってくれたらいいけどね。そうでない愛情ない父親だったら最悪ですよね。
米朝さんは中トリでした。「鹿政談」を演じられました。
昨年骨折入院され、リハビリの結果、かなり声が出るようになられたそうですが、それでも正直、聴くのがしんどかったです。
台詞が聴き取りづらいのです。
呂律(ろれつ)が回らないというほどではなかったのですが、かつての、あの明瞭な米朝さんでは、なかったです。
昨年の米朝一門会ではここまで酷くなかったのですが(昨年は咳き込むことはありましたが、本編はちゃんと聴けました。)
やはり、骨折リタイアしたのが大きかったのでしょうか?
ファンとしては、ある程度は覚悟していましたが、ショックでした。
今後は、春くらいまでは、予定が入っている(東京でも公演がある)ようですが。今後は様子見なんでしょうか?
正直、きついなあ。
リンク:ヒルトン大阪
追伸
終演後、ロビーで雀々さんが自身のCDを直接販売。買われたかたにサインをしていました。
買われたかたは、いわゆる”大阪のおばちゃん”が多かったのですが、端(はた)でそのやりとりが聴いてて、愉しかったです。
。。。プロの噺家を喰うほど、おばちゃんの話が達者で(笑)
2006年11月12日00:56
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