MASARUのブログ

since2005。 from Osaka, Kyoto, etc.

露の都

【訃報】露の雅(つゆのみやび)さん #rakugo

露の都門下の、露の雅さんが、亡くなったとのこと。
35歳。早すぎる。
image



(以上、1月21日の日刊スポーツ。)

第655回田辺寄席(新・じっくりたっぷりの会 桂七福の段)@桃ヶ池公園市民活動センター(2013年9月22日) #rakugo

9月22日日曜日は、田辺寄席の昼席へ。
第655回田辺寄席

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20130601繁昌亭昼席:八天改メ七代目月亭文都襲名披露公演@天満天神繁昌亭 #rakugo

6月1日土曜日は、天満天神繁昌亭での昼席、月亭文都さんの襲名披露公演へ。
文都襲名@繁昌亭文都襲名@繁昌亭-2月亭文都看板

鶴瓶さんの看板。先輩差し置いて、でかすぎ(笑)
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第3回三喬三昧@御堂会館(大阪・本町)

11月4日日曜日は、大阪・本町「御堂会館」での笑福亭三喬さんの会へ。
南御堂 御堂会館第3回三喬三昧
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第99回養蓮寺寄席@養蓮寺(京都・間之町通五条)

20日木曜日は、京都は下京区、間之町通(あいのまちどおり)五条下ルにある「養蓮寺」さんでの「養蓮寺寄席」へ。
養蓮寺寄席

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「東西女流顔見世落語会」が20周年公演

東西の女流落語家4人が競演する「東西女流顔見世落語会」の20周年公演が今月11日午後5時半から、天満天神繁昌亭で開かれるそうです。
4日付の朝日新聞・夕刊には出演する露の都さんと桂あやめさんへの取材記事が掲載されていました。
露の都&桂あやめ


20周年公演では『ベルサイユのばら』の登場人物に扮し、口上や歌を披露する趣向が用意されているようで。あやめさん曰く、本格的な格好をし、完璧になりきるとのこと。

恐い物みたさ(失礼)で覗くのもいいかも。

第3回上方はなし「露の都落語会」@天満天神繁昌亭

31日日曜日は天満天神繁昌亭での露の都さんの落語会へ。
露の都落語会-1露の都落語会-2露の都落語会-3
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201005田辺寄席in寺西家@地下鉄昭和町・寺西家住宅

877e46fb.jpg28日金曜日の夜は、地下鉄御堂筋線昭和町駅近く「寺西家住宅」での「田辺寄席in寺西家」へ。
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『天婦羅』露の都

昨晩にNHK総合の『上方演芸ホール』を観てたら、露の都さんが出られてました。
いつものように「みやこ噺」が続き、それが長いので、「いつになったらネタに入るのだろう」と思って聴いてたら、サゲ(オチ)が入り、高座を降りられました。

普段の都さんの生活をベースにした創作ものだったです。
題はサゲから来ています。

噺自体は笑いが多く、愉しめました。


リンク:日本で第1号の女性落語家「露の都」

20090306繁昌亭夜席〜繁昌亭らいぶシリーズ十巻完成記念〜@天満天神繁昌亭

0dbe7a3b.jpg6日金曜日の夜は、天満天神繁昌亭の夜席へ。
繁昌亭の公演を噺家ごとにCD・DVD化した「繁昌亭らいぶシリーズ」の10巻目(笑福亭鶴志さん)が出るのを記念しての落語会。

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第484回田辺寄席@大阪市立阿倍野青年センター

1347dab7.jpg17日土曜日は、田辺寄席の夜席へ。
田辺寄席は2ヶ月ぶり。



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「ちりとてちん」が最終回2

NHK朝ドラの「ちりとてちん」が本日終了しました。
”落語”がテーマのドラマということもあり、ほぼ毎回観ました。

今までとは、一線を画したタイプのヒロインで、愉しませてもらったが、最後の選択はそれはないだろと思いましたねぇ。

まあ、キャリア10年以上もたつのに、若狭訛りをとることができないから廃業するというなら、まだわかるのですが。
師匠の心意気を伝えることは、どっかへ飛んでってしまったのか?
それこそベビーシッターでも雇って、落語・・・ならわかるんですが。

リアルな世界では露の都さんも桂あやめさんも子持ちですが、プロの噺家として高座に上がられています。
都さんに関しては、6人の子持ちです。
どちらもバイタリティあふれる高座で、毎回、元気をもらってます。

落語の魅力に取り憑かれた人が噺家になっているのだと思います。
そんな人があっさり落語を棄てられるとは思いません。
がっかりな”サゲ”でした。


おまけ
420ff665.jpg最終週には林家染左さんのほか、林家卯三郎さんも登場。かなり画面アップ。
そして卯三郎さんの隣りには「和久井映見」。彼女は、卯三郎さんや私の世代(30歳代後半)では、バリバリのトレンディドラマのヒロインですから、卯三郎さん、そりゃもう、緊張したことでしょう(微笑)
「この世界に入ってよかった」と思った瞬間のひとつだったことでしょうね。



リンク:連続テレビ小説「ちりとてちん」@NHK
http://www.nhk.or.jp/asadora/chiritotechin/

第7回露の都スーパーらくご@近鉄布施駅前「夢広場」

17日夜は田辺寄席の昼席が終演した後は、近鉄布施駅前のビブレの上での露の都さんの会に行ってきました。この会は第1回より2年先輩の笑福亭鶴瓶さんのサポートを受け、今回が7回目とのこと。
会場は170人くらいの入りの会場ですが、30席ほどの補助席が出て、満場の入りでした。

この日の演目は以下の通り。

都噺 露の都
ふぐ鍋』笑福亭三喬
死神』笑福亭鶴瓶
悋気の独楽(りんきのこま)』露の都

三味線:山澤由江
鳴り物:桂福矢

開口一番は都さんが登場し、観客に挨拶されました。
鶴瓶さんのサポートで続けてきたこの会ですが、今回で鶴瓶さんが降板されるとのこと。開催も年4回から年2回に替わるそうです。鶴瓶さん曰く「(鶴瓶さんがこの会を降りないと、都さんが)甘えるから。一人でやっていってもらわないとあかん」だそうで。

長々と都噺が続くかと思ったら、短めに降りられ、三喬さんにバトンタッチされました。

三喬さんは、マクラではメイド喫茶へ行かれた話をされました。
三喬さんは、きょうの出演者の中では一番しっかりした語り口でした。「繁昌亭大賞」に選ばれてましたけけど、それは当然の受賞だと思います。
本編は『ふぐ鍋』。噺の中には旬のネタを織り交ぜ、会場を沸かせてました。
この噺が似合う季節になりました。
とても旨そうでした。知らないのは怖いことで、あれほど旨い「てっちり」を譲り合うのだから。
アタると怖い河豚が如何に畏れられていたということなんででしょうね。

三喬さんの後は、鶴瓶さん。
場内を暗くしての口演。それは鶴瓶さんの意向なんでしょう。
客席がしっかり見える状況では噺しずらいのかな?
マクラでは紅白歌合戦の司会の噺も。司会に内定したのは発表から1ヶ月前だそうですな。
以下はおやくそくだが、紅白では「全体に(体のあの部分を)出さない」を公言してましたけどね(笑)

本編は『死神(しにがみ)』を。三遊亭圓朝(えんちょう)の作で、上方では笑福亭松之助さんや桂文太さんが口演されているようですが、私は知らない噺でした。
鶴瓶さんは東京のある師匠の実況CDを聴いたそうですが、笑う箇所がないので、大幅に再構成したとのこと。
元の噺の死神は老いた男だそうですが、鶴瓶さんのは若い女性が死に神になっていました。元の噺は聴いていないので比較はできないのですが、こちらのほうが噺の広がりはあると思いました。
しかし鶴瓶さんは本編になると、マクラやテレビでのトーク番組より、いつもちょっと早口になります。決して明瞭とはいえない語り口のかたなので、そのへんはなんとかならないもんか?と(苦笑)

最後は都さん。
マクラは長くなく、本編は『悋気の独楽(りんきのこま)』。ご寮はんの上品な語り口は男性の噺家には達せられないと思いましたが、途中で台詞を思い出せない場面が(苦笑)
本当は、都さんの上品な語り口の『悋気の独楽』ええんですけどね。


リンク:
鶴瓶、独自アレンジの「死神」@朝日新聞
露の都さん公式サイト
笑福亭鶴瓶さん公式サイト

ドラマ『ちりとてちん』のガイドムック

先日、ドラマ『ちりとてちん』のガイドムックを購入しました。

NHKは朝ドラと大河ドラマのガイドムックを出しているようです。

ガイドムックに主要はキャストのみなさんのインタビュー。
徒然亭草原役の桂吉弥さんは「(草原は)自分と全然違うタイプ」と。
確かに全然違う(笑)
師匠の徒然亭草若役の渡瀬恒彦さんは「こんな役をいままで演じたことない」旨のこと云うてはりました。
渡瀬さんてシリアスな役が多かったですからね。

ガイドムックには落語指導の林家染丸さんに、女性落語家の第1号の露の都さんや桂あやめさんのインタビューも掲載されていました。

青木崇高さん演じる徒然亭草々は豪快な役柄なので「笑福亭」が似合いそうに思いましたが、染丸さんが指導されているので、彼の噺っぷりは、「林家」だな。と(笑)


以下、アフィリエイト(amazonへリンクしています。)

ちりとてちん―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)

第60回ビギン寄席@京橋・ビギンホール

b8b2397d.jpg23日火曜日の夜は、京橋・ビギンホールでの「ビギン寄席」へ行ってきました。
「ビギンホール」は国道1号線のJR大阪環状線のガード下より北へ延びている「新京橋商店街」へ。商店街の中を進んで右側の「業務スーパー」左側のエスカレータを上り、右側の部屋の中にある階段を上ると、会場があります。とてもわかりづらい場所です。
うっかりしていると、会場の前を通りすぎてしまいます(苦笑)


この日の演目は以下の通り。

稲荷俥』笑福亭由瓶(ゆうへい)
客席参加型落語『テレショップパニック』(創作)桂三風
眼鏡屋盗人』露の都
『葬儀屋さん』(創作)笑福亭福笑

開口一番ながら、由瓶さんはマクラもたっぷり降って、本編へ。のべ30分くらいあったと思う。
最後列でありながら、演者の表情がはっきり分かるほどのスペース(16畳くらい? 50人くらいあればびっしりな会場でした)なので、目のきょろきょろするところまで。
兵庫県氷上(ひかみ)郡(現・丹波市)出身の彼は、この日は訛りは感じなかったですが、「正一位稲荷大明神様」のところが滑舌が悪く・・・・いいづらいのかな?

2番手は三風(さんぷう)さん。
三風さんオリジナルの「客席参加型落語」の。
噺の途中に、三風さんの合図にしたがって、声を出すわれわれと一体に。「おもろいやないか。のってやろう」というノリのよいお客さんで埋まった会場の雰囲気もあって。
ちなみに「桂三風の客席参加型落語」は登録商標だそうで(微笑)

3番手はこの「ビギン寄席」主宰の都さん。
いつもの通り、<みやこ噺>をたっぷりと。都さんは「おなかが緩い」(都さんは別の言い回しをしていたが、私はその表現が好きではないので・・)ので、早めに上がるといっていたが、噺が始まると気分が乗るのか? やはりあのいつもの通り、機関銃トーク(笑)
で本編は『眼鏡屋盗人』。噺の途中で、詰まるところもあり、「おなかが緩い」ので集中が欠けたか?
それと早口でしたが、後半はきっちりしてはったと思いました。

トリは福笑さん。
演目は8月の「秋桜寄席」と同じく『葬儀屋さん』。年配者(60歳以上)が殆どなこの会場で、この噺はブラックだし、きついかな?と思ったら、関係ない。ちゃんと聴かせてくれました。

それにしても私の後ろでよく笑う客がいました。そないに面白いところでもないところでも。
多少の笑いがないと演者も観客も気分が乗らない訳ですが、しかし笑いすぎると、こちらの気分が引けてしまいますね。

終演後、都さんと三風さんがお客さんを見送られていました。


リンク:
ビギン寄席のご案内@新京橋商店街振興組合
日本で第1号の女性落語家「露の都」
桂 三風の さん風のたより


おまけ
95578cc6.jpg今朝のNHK朝ドラ「ちりとてちん」(23日放送分)にビギンホールが登場していました。
ビギンホールが若手落語会の会場としてロケーション。今回の「ビギン寄席」の案内ハガキには、開演日が放送日と書いてあったようです。

第35回秋桜寄席@貝塚・コスモスシアター中ホール

第35回秋桜寄席-118日土曜日の午後は、貝塚市のコスモスシアターでの笑福亭福笑さん主宰の落語会「秋桜寄席」に行ってきました。

会場の駐車場は隣りの大ホールでイベントがあったようなので、埋まっていました。

以前、在阪メディアに、貝塚市役所職員がコスモスシアターの駐車場を通勤用として無断使用し、肝心のホール利用者(貝塚市民)が使えない事態になっていることがとりあげられていましたが、18日は土曜日でしたので、それが駐車場が埋まっている原因ではないようです。


この日の演目は以下の通り。

狸賽』桂佐ん吉
寝床』笑福亭たま
佐々木裁き』桂福車
(中入り)
<みやこ噺>露の都
『葬儀屋さん』(創作)笑福亭福笑

三味線:山澤由江
舞台番:桂佐ん吉

お目当ては福笑さんのですが。。。。後ほど、追記。

(2007.8.20 0:50追記)
トリで登場した福笑さん。
マクラで客をつかんだ後に、本編へ。

『葬儀屋さん』は以前、どっかで聴いたはず。テレビか生か憶えていないのですが。大笑いした記憶が。
噺は、父親が亡くなり、その遺産や遺された母親の世話を巡って争う身勝手な遺族を、濃いキャラクターの葬儀屋を絡ませて、笑いとばすもの。
とくに噺の後半の本葬の場面での畳みかける笑いは圧巻。貝塚のお客さんは大爆笑でした。

福笑さんの噺は、前回のこの秋桜寄席で聴いた『絶体絶命』とか名作揃いなので、CD化してほしいですね。

他には、露の都さんが登場。貝塚は初めてといっていましたが、いつの間にか貝塚のお客さんをしっかり笑わせていました。

第6回露の都スーパーらくご@近鉄布施駅前「夢広場」

20070804露の都スーパーらくご-1土曜日の夜は、近鉄布施駅前のビブレの上で開かれた露の都さんの会に行ってきました。
「スーパーらくご」というタイトルは、都さんがつけたそうですが、それは超クラスの落語をお見せする(聴かせる)という意味でなく、スーパーのビブレの上でやっているからという意味だそうです(笑)

都さんの1年先輩の笑福亭鶴瓶さんの助演も1回目から続いているそうです。
因みに私はこの会は3度目の鑑賞です。

前売り完売で会場は満席。さらに舞台と最前列の間に補助席が設けられ、お客さんがおられました。都さん曰く、ぴあなどで完売でも私に頼めばなんとかなるよと高座で云っておられました。そのへんの融通が利かないと大阪のおばちゃんやない(笑)


この日の演目は以下の通り。

野ざらし』桂かい枝
『みやこ噺』露の都
たちぎれ線香』笑福亭鶴瓶

三味線:山澤由江
鳴り物:桂阿か枝

※中入りナシ。

まずはかい枝さん登場。
長めの後、お客さんの様子を伺いながら何やるのかと思ったら、『野ざらし』でした。人間国宝の米朝さんはこの噺を『骨釣り』という題で演じておられ、私のそのほうが馴染みありますが、今後はこちら(上方)でも『骨釣り』というストレートな題(笑)より、『野ざらし』のほうが定着するかもしれません。

2番目は都さん登場。
<みやこ噺>をいつも通り、十分楽しみましたが、ネタ(落語のほう)には入られませんでした。それは残念。

鶴瓶さんが『立ち切れ』を演じることになり、代わりに都が中入りの後に演じていい」を鶴瓶さんに云われたそうですが、「鶴瓶さんが口演後に、観客が減るだろうからやりたくない」といって今回の順番になったそうです。

都さんにもしっかりとファンがいるだろうから「観客が減る」ことはないと思いますが。

20070804露の都スーパーらくご-2都さんが高座を降りられた後、客席の照明が落とされ、鶴瓶さんが登場されました。
照明を落としたのは鶴瓶さんの意向なんでしょう。『立ち切れ』のような笑いの少ない噺を演るときはお客さんの集中して聴かせるためもあったんでしょう。

マクラは場内から大いに爆笑をとられたのはさすがで、そして、本編の『立ち切れ』に入られました。
前回、繁昌亭で聴いてから、鶴瓶さんなりに噺を再構築された様子でした。
そして自身の会やないのに(笑)熱演でした。隣の年配の男性からは涙を流しておられ、客席から万雷の拍手が起こっていました。
しかし、鶴瓶さんて放送の仕事が多いせいか、少々早口で聞き取りづらいところも。
年配のかたはちゃんと聴けたやろか?・・・鶴瓶さんて、あまり滑舌のいいかたやないので余計にそう感じました。


2時間くらいで終演。
布施にはマイカーで行ってビブレ下の駐車場に駐めて、2時間半で1,000円でした。電車で行っても往復だとあまり変わらない交通費(苦笑)


リンク:
露の都さん公式サイト
笑福亭鶴瓶さん公式サイト
桂かい枝さん公式サイト
夢広場@東大阪市ホームページ
「落語ネタの不思議なお話・・・野ざらしと骨つり」

20070713大銀座落語祭鑑賞レポ

12日から始まった「大銀座落語祭2007」。
その2日目、13日夜の浜離宮朝日ホール(小ホール)は今年、真打ちに昇進した馬石(ばせき)、喬之助、菊志ん、柳朝の各師の登場の「新真打四人の会」と女流の落語、講談による「桃色婦人会スペシャル」の2部構成。

この会をみのさんが、鑑賞され、レポートを頂戴しました。
ありがとうございました。

第二部の女流の会には、大阪から露の都さんが客演されたようですが、東京の人に<都噺>は通用したのかどうか?(微笑)、興味津々であります。

以下、レポートです。
===
父を誘って行って来ました大銀座落語祭!
13日の浜離宮朝日ホール小ホールは、第一部「新真打四人の会」に第二部は「桃色婦人会スペシャル」。全く知らない方々ばかりでしたが(汗)親子ともども大変に満足致しました。
トップバッターは「四人の会」の春風亭柳朝さん。「六代目」の大名跡だそうで、キビキビ気合いの伝わってくる活舌が実に快調な「唖(おし)の釣り」。この柳朝さんは声の明快な人で、役柄それぞれの声も確かに演じ分け、見回りのお侍さんの武張った様子など正に江戸へタイムスリップ。張りのある芸風は一番打者にぴったりでした(*^^*)

二人目は隅田川馬石さんの「粗忽の釘」。柔和な、品のある風情の方で、主人公の粗忽な大工に難儀するオトナなご近所の皆様の当惑ぶりをうまく描き出します。しんみり人情ものも上手そうな方でした。
三番は大柄な柳屋喬之助さん。前の馬石さんが文学部系なら喬之助さんは体育会系?(失礼)お噺は長屋の一人ものが人のいい泥棒から、逆にお金を巻き上げちゃう「夏どろ」。こういうのを「ニンに合ってる」というのでしょうか?おおらかな雰囲気で語るまぬけな泥棒の罪の無さに爆笑です。

四人会の最後は小柄な古今亭菊志んさん。喬之助さんもそうでしたが、他から回ってきたそうで、肩口に「間に合った〜」の急ぎ足が伺えます(伏線です)
お噺は「あくび指南」、指南する師匠の船遊びの情景描写のうまいこと!しかし嫌々主人公に付き合った友達は退屈で仕方がない、そこで煙草を…。
煙草を…。
…手ぬぐいが、無い!
場内大爆笑。菊志んさんたら、移動であわてて本当に落語家の必需品「手ぬぐい」を忘れて高座に上がっちゃったんですね(笑)。
しかし、そんなウッカリもうまくアドリブでまとめてました。さすが。

中入り後は「桃色婦人会」、女流をじっくり堪能できました。
最初は講談の神田茜さん。新作の「幸福の黄色い旗」。
…自分こういうの大好き!後輩に侮られ容色の衰えに焦る、既に中年のバスガイド嬢の泣き笑い…ひとつ間違うと「笑えない」重い痛々しいネタになるところを、見事に軽妙におさめてしかも、女性の立場からの批評眼は鋭い現代性を持っています。講談も間違いなく現代の娯楽ですね。
トリッキーな改良張り扇も多数披露。チューリップ型の張り扇ってアナタ(笑)。

この日最大の聞きものだったのは6人目の三遊亭歌る多さん。こんな凄い女流がおられるとは…自分の無知を恥じました。
お噺は「初天神」、こまっしゃくれたガキんちょが天神さまに行く途中、あれ買ってこれ買ってと親父を悩ますお噺で、そりゃ何度もきいているのですが…「なる程、初天神ってこういうお噺だったのね!」と改めて膝を打った次第。
兎に角ガキんちょの表現が絶品で。本当に、年かさの女性ではなく、へこ帯しめたナマイキな子供がそこに居るとしか思えません!
最後に「南京玉すだれ」もあり充実の高座でした。

この日最大のワクワクは関西からいらした露の都さん。7人目の登場でいきなり「大銀座落語祭出たい思ぅて日程空けといたのにお誘いかからない」なんてご自分の内輪ネタから、関東のお客さんをきり崩しにかかります(微笑)。
筋のあるような無いような語りが続き、「こんなとりとめもない様なお噺でも、技術が確かならお客さんを大爆笑させるんだな、面白い芸だなぁ、へぇ〜」とか、なんでもなさに身をゆだねてケラケラしていたら、最後ばっちりオチがドシンと落ちてきて仰天!やられた!(笑)
…こういう方は関東にはおられませんね〜。ううむ。

この日のトリは講談の神田陽子さん。これだけ皆さん達者な方ばっかりのトリ、大変だなぁ…なんて思いましたが、しっかりした人には心配無用ですね。お師匠さんの山陽さんの昔作ったという講談「カルメン」をじっくり聞かせました。
勿論途中途中にビゼー作曲のオペラ「カルメン」の名曲が挿入されます。女流講談の人気はこの意欲的なところにあるのに違いない。
ただ今アレルギーを患っておられるとかで、今ひとつお声が本調子でなかったかもしれません。惜しい…

しかし総勢8人、2時間以上の会でしたが、アッと言う間でした。

お名前知らない方々ばかりの会だったのですが(失礼)大当たり。逆に良かったかも。
親父の感想は…「新真打は四人とも大したものだ」「講談はもっと正統派の軍記ものが(苦笑)」「大阪はやはり漫才、なのかな?露の都さんはまるで夫婦漫才を一人でやっている様だった、ああいう芸は東京には無いなぁ」そして「歌る多さんは凄いな!名人芸だ…女だから余り有名でないのかもしれないが、婆さんになった時の芸の円熟が更に楽しみだ」…「でもあの新真打、本当に手ぬぐい忘れたのかな?」。わはは。
新真打も女流も頑張れ〜(にこ)
みの拝

===
以上、レポートでした。

三遊亭歌る多さんについては、昨年12月の天満天神繁昌亭での東西女流の会に出られたときに初めて拝聴しました。そのときのブログにも書きましたけど、雰囲気も語り口がとても粋(いき)でね。
大阪にはいないタイプの噺家さんだと思いましたね。
粋だったなあ・・・・。

露の都さんは、みのさんのレポートを読むと、<都噺>だけだったのかな? ネタには入らなかったのか?

あっそうそう。『戦記』をご所望なみのさんのお父さんには、上方講談モノの『難波戦記(なんばせんき)』を一度聴いてほしいですね。
要は大阪夏の陣で徳川が負ける噺なんですが(笑)

ちなみに、この会の入場料は8席合わせて1,000円ぽっきり(税込み)。一席あたりだとたった125円。缶ジュース並みかい。
去年雀々さんが『大銀座』に出演したときは、八方、きん枝、小米朝の各師に若手まで入って10席1,000円だった会があったそうな。・・・1席あたり100円って100均かい(笑)

リンク:
銀座イベントガイド〜大銀座落語祭2007
東西女流顔見世落語会@天満天神繁昌亭 - MASARUのブログ(携帯でも閲覧可能)
神田陽子の楽屋
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第5回露の都スーパーらくご@ヴェルノール布施・夢広場

7日土曜日の夜は近鉄布施駅前ビブレの上で行われた露の都さんの落語会「スーパーらくご」に行って来ました。
会場には15分くらい前に入りましたが、客席の殆どは”東大阪マダム”により、埋め尽くされていました。

この日の演目は以下の通り。

『祝熨斗(いわいのし)』桂歌之助
『悲しみよありがとう』笑福亭鶴瓶
都噺と落語(題名不明)露の都

三味線:林家和女

この日は都さんの前噺はなく、開口一番には歌之助さん登場。真打ちクラスのキャリアなので、開口一番なれど、出囃子は『石段』でなかったです。
マクラでは、自身が双子(一卵性双生児)の噺。もう一人の双子は音楽活動しているそうで、ともに芸能人。

二番手、鶴瓶さんはトータル40分の長講。鶴瓶噺なマクラが長く続いた後に、本編。古典でなく、高校の同窓会をテーマにした所謂新作落語。鶴瓶さんの創作(私落語)でないように思いました。細かい笑いがちりばめられていたので、桂三枝さん作なのかも?
マクラの途中で、ハウリングがして場内のスピーカーを通じて、場内に甲高い音がしばらく続きましたが、これをさっとネタにして場内を沸かせていました。さすがは鶴瓶さん。

最後は都さん。占い師の出で立ちで登場。
「人情話をするで」と前振りしたあと、<都噺>に。30分以上はあったと思う。
<都噺>では「彦八まつり」で毎年やっているラベンダー占いの噺を。このラベンダー占いがあたるという噂で毎年長い列ができるのらしい。
本編は占い師の話。おそらく古典ですが、題はわかりませんでした。<都噺>に比べるとあっという間に終わった印象でした。

トータル1時間半の会でした。

この「スーパーらくご」を開く前は、近鉄永和駅近くのお風呂屋さんで、鶴瓶さんと入場料500円で落語会をしていたそうですが、そのときに来ていた常連さんの数、このスーパーらくごの回を重ねる度に少なくなっているのだそうな。
おそらく都さんのファンが増えているのだと思います。

<都噺>って何の脈絡もないマシンガントークが延々続くのですが、どこか品はあるんです。
全然下品やない。

東京のかたにも聴いてほしい噺家さんです。

テレビに出てないかたなので、ライヴしかないのだけども。



リンク:
笑福亭鶴瓶さん公式サイト
露の都さん公式サイト

(2011.8.19 追記)
鶴瓶さんの演目がわかりましたので、追記しました。

20070303天満天神繁昌亭昼席

20070303天満天神繁昌亭昼席-120070303天満天神繁昌亭昼席-220070303天満天神繁昌亭昼席-3


3日土曜日の午後は天満天神繁昌亭の昼席へ行ってきました。
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